深夜のひとりごと

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バンタンのアルバムはどれも大切だけれど、一段と特別かもしれない。初めて買ったアルバムだからだろうか。何度も何度も聴いているのに、いつでも初めて聴いたような衝撃を受けるのはどうしてだろう。

 

 

一つ一つ話していたらきりがないけれど、大好きな大好きなAwakeの話を少しだけ。

 

歌詞を初めて読んだときのショックをいまだに忘れられないけれど、あんなに残酷で、あんなに強い歌詞があるだろうかと思う。

 

そして去年の青年の日のスピーチ以来、Awakeを聴くたびにそれを思い出す。

 

 

この曲を安易に自分を重ねるものではないかもしれないけれど、どうしても自分に重ねてしまう。

 

自分に向き合う勇気をなかなか持てなくて、でも目を背けたい部分には否応なく直面することになって、そんな瞬間は大人になるにつれ増えていく。

 

自分の努力ではどうしようもないことがあること、自分に足りないことがあまりにも多いこと。

 

 

でも、ジンくんの覚悟と強さと、そして時に打ち明けてくれる弱さを知るたびに、自分に向き合う勇気をもらうんだ。

 

 

これを歌ったジンくんが、その次にEpiphanyを歌っている。

 

Epiphanyがあんなに確かに響くのは、Awakeがあるからかもしれないなんて思う。私はこれから何度、この曲に救われるんだろうな。

 

 

 

青春の痛みも苦しみも詰まっているこのアルバムの最後歌われるのは、「赤く染まった翼を広げて、僕はそれでも飛んでいくんだ」という宣言であり、「You Never Walk Alone」というメッセージ。

いつも、このアルバムを忘れずにいたいと思います。

 

 

 

2021/05/08 あめ

 

 

 

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