[あめ]BREAK THE SILENCE : THE MOVIE、そしてON:E

ON:Eの感想文を書こうと思ったのですがそのためにはブレサイの話をしなくては…ということでそこから始めようと思います💭

 

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湿っぽいのはこれで終わりにして、ON:Eをひたすら尊ぶ記事はVODが出てから…書けるのか? 

 

メンバーの台詞は記憶に頼って書いてるので細かいニュアンス違うかもですが💦

Weverseに載ったら見直して間違えてるところは直しますね🙏

 

これドキュシリーズの時にもツイートしていて、他の方もおっしゃっているけど、私は今回が今までの中で一番好きです。

いやバンタンはいつでも最高潮に好きなんですけど(←分かったよ!)

バンステとかはもう泣かせにきているのが見え見えだった(おい)(それでも時期が時期だったので泣いた)

 

ドキュシリーズでユンギさんが「俳優もやらせてもらって、Burn the Stageでは」と言っていたけれど、ずっとそれが心に残ってる…たしかユンギさんがナレーションしていたような?そのことを言っているのかと思うけど。ドキュメンタリーの話で「演技」という言葉が出てきたことにドキッとした。

 

それが段々彼らを淡々と写すように変わってきて、より彼らの生の思いの輪郭がはっきりしたように思います。もちろんそこには写すか写さないか、どこを拾うか、どう繋げるか、ありとあらゆるところで編集の意図は間に入るわけで、彼らも当たり前だけど考えていること全てを話す訳ではないし、完全な生の姿を見られる訳はないけど。

 

 

だけど、彼らが見せてくれるところは、なるべくフィルターを通さずに受け止めたいというオタクなので今回のような編集はとてもありがたかったです。無理な意味づけをしないところですね。

 

編集はより淡々としているけれど、彼らの話すことはどんどん深みが増しているし彼らの背負うものも大きくなっているから、後に残るものはむしろより重くなっていました。

メンバーたちも、より本音を言ってくれた気がして。

 

 

 

私にとってこの映画は、今までのものと比べてもとても特別なものになりました。

 

その一つの理由が、自分が防弾を応援している理由のようなものがこの映画ではっきりした、というのがあります。

 

コロナ禍の中でかえって供給は多くなったくらいだけど(笑)膨大な供給と膨大な販売のお知らせについていくので精一杯で

 

あとこれは個人的なことだけどTwitterも始めて、ファンのYouTubeもよく見るようになって、

 

色々なファンがいらっしゃるじゃないですか、防弾を応援するスタンスも様々だし、愛の現れ方も様々で

 

 

私が特に影響されやすい質だからかな(笑)

コンサートが無くなって彼らに直接会える機会が無くなっている間に、大げさに言えば少し自分を見失っていたというか?

彼ら自身よりも、アミを見るようになっていたというかそれは物理的にも意識の面でもそうだったと思います。

 

 

それで、このドキュメンタリーを見ている時にすごくはっとしたんですよね。

 

本当にアミそれぞれ防弾のどこに惹かれたかというのは違うと思うんですが、

私の場合このブレサイに全てが詰まっていると言えるくらいなんです。

 

「あ、私って防弾少年団のこういうところが好きなんだ」って映画館で実感して

 

もちろん今は防弾少年団の全てが好きで、それは大前提なんだけど!

その中でも自分が応援するにあたっての核のようなものを、思い出させてくれた映画でした。

 

 

 

そしてもう一つの理由が、彼らが一番輝ける場所をまざまざと見せつけられてしまったということ

 

私は防弾の真骨頂はライブだと思っているけど(異論は認めません)

そこでどれだけ彼らが輝いているかそこでのバンタン・アミ双方の爆発的なエネルギーを実感して(これは映画館の音響だったからより生に感じたのかも)

 

「どうして私はこんな、マスクをして、前後左右空けて、声も出せず静かに座っているのか?」

 

こんなこと思ってもしょうがないとは思いながらもそういう思いが消えなくて

 

 

そしてこれからON:Eの話になるわけですが。

この思いは正直ON:Eの1日目もずっとありました。

 

オンラインコンサートでも、変わらず彼らは素晴らしくて、本当にカッコ良くて綺麗で、テクノロジーも素晴らしかった。

 

でも、このコンサートは生でできるはずだった。いや、そもそもツアーで出来ていたはずで、アミたちと直接エネルギーをやりとりして、多分何種類かの衣装で、演出も変わったりなんかして、回を重ねるごとにもっともっと完成度は上がっただろうし、その中の一回ぐらいは、もしかしたら何回かは、私もこの目で見られたかもしれないのに。

 

 

次々進んでいくコンサートを見ながら、

私が見たかったのは、やっぱりアミボムの海の中で歌って踊る彼らなんだと

今まで通りのコンサートなんだと

実感してしまって。

 

そんなことを考えても仕方がないのに、そう思ってしまう自分がすごく嫌でした。

 

ジミンがvliveで言っていたのと同じように、この状況を自分なりに受け止められていたつもりだったのに、そうでなかったことを痛感したんです。

 

 

だからこそ、1日目のメントに救われたところが大きかった。

 

 

「どうして、どうして、、、、」

 

 

この状態になってから私たちもまた繰り返し心の中で思いながら、押し殺してきた問いと、やりきれない思いを、彼らが認めてくれたような。

 

 

 

Winter Flowerの中の歌詞、

 

みんな辛い、そんな言葉は大人になった君の慰めにはならないね

 

最近これをよく思い出します。

 

この半年以上、私たちも、もしかしたら彼らも、「みんな辛いんだから」という言葉を何度も呟いてずっと我慢してきた。でもその言葉は決して心の穴を塞いではくれなくて。

 

それにジミンがvliveの中で言っていたこと、「コンサートをしたい」という言葉はメンバーの中で禁句だったと…

その言葉がとても生々しかった。どれだけ彼らにとってそれが大きなものなのか、ファンである私たちにもきっと分かっていないだろうと感じました。

 

 

だからこそ、アミとバンタンだけの空間で正直な気持ちを話してくれたことが、私にとってはとても大きな救いでした。

 

私もまた、みんな辛いのはよく分かっているけれど、自分自身の辛さに正直になれた瞬間だったから。

 

お互いの辛さを完全に理解することはできないかもしれないけれど、お互いの光になることはできると実感したから。

 

そんなことを思って、

アンコールでグッズを身につけてわちゃわちゃする見慣れた姿を見て、

アミの顔を見て声を聞くバンタンを見て、

「ああ、このコンサートができて本当に良かった」

そう思いました。

そして、そう思えたことがとても嬉しかった。

 

 

いつでも光になってくれるのは君たちだね。

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それでも。

 

ユンギさんはブレサイの最後に、SYSツアーのことを「日常」と表していました。

 

本当に今では夢のようだけれど、それは確かに、バンタンにとってもアミにとっても日常だったのですよね。

 

 

オンラインコンサートはとても素晴らしかったけれど、

 

本当は、新しい日常を受け入れなくてはいけないのかもしれないけど、

 

私はまだ、確かにそこにあったはずの日常を諦められないし、諦めたくはない。そして彼らもきっと諦めていない…そう感じました。

 

 

 

こんなことを言ったら怒られてしまうかもだけど。

 

私はまだ、信じていたいです。

 

 

君たちが100%楽しかったと、心の底から思える日まで。

 

youtu.be

 

 

もう時間も経ってしまったし色々な思いも消化できている方もいると思うのでこんな内容を書くのに少し躊躇ったのですが、いつか読み返して

「ああ、こんな時があったね」

と懐かしくさえなるような時が来れば

 

そんな時が来ると信じて、こんな気持ちも残しておきます。

 

 

 

 

 

 

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これはことあるごとに感じるのだけど、バンタンってとても人間臭い。それは決して悪い意味ではなくて、音楽でもドキュメンタリーでもそういう部分を見せてくれるし(ドキュメンタリーを作ることに対してどの程度メンバーの思いが反映されているのかは分からないけど)それ以外の部分でも、時に彼らはとても人間臭くて、そして彼らは決して完璧な聖人君子ではない。

 

 

私はすごくそこが彼らの魅力だと思うし、そしておそらく多くの人にとってもそうだと思うのだけど。

 

でも中には、アイドルだから、世界に影響力のある人だから、間違いはしてはいけないと思う人がいるみたいだ。

 

あるいは、普段はそんなことを思ってはいなくても、アミ自身が、バンタンの行動を制限してしまうこともあるし

 

そしてどんどん、彼らの行動や言動はバンタンとアミだけのものではなくなっていて。 

 

色々な人たちの色々な思いは、必ずしも否定されるべきものではないかもしれないけれど、私はときどき、とても怖くなる。

 

 

だって、こんなに真面目な人たちだから。

いつも正しいことだけをできるわけではないかもしれない、でもとても誠実で、真面目で、少し不器用で、、、

 

私はそんな彼らが好きです。だからこそ、この巨大なファンダムと、彼らを監視する世界が、時々とても怖い。

そしてそんなことを思う自分もまたその一員なんだけれど。

 

 

 

 

ナムさんは自然に触れることを「イカれないための闘い」だと言っていたけれど、

 

本当に、こんな世界の中で、彼らがイカれないでいられていることが、あんなに真っ当な人間でいられていることが、奇跡のようだと思う。

 

  

We don’t deserve them.

 

海外アミがよく使う言葉だけれど、この言葉がよく頭によぎる。

 

 

この世界が、彼らに値するような場所になれば良いのに。彼らの心の綺麗で柔らかいところまで、守られるような世界であればいい。

 

 

あめ